カミングアウト失敗談【後日談1】
「考察」についてはあくまで、当事(2016年秋)から3年経過した今だから思うことね。当時、大失敗に陥った自分が何を思い、どうしていったかを書いていく。
3年前のカミングアウト失敗翌日に、話の地点を戻します。
何を思ったか
漠然と覚えているのは
- 「これではスタートラインに立てない」
- 「とりあえず悔しい」
- 「彼の話も一理ある」
この3点。
彼が理解する理解しないの次元以前に、今の状況では対等に話が出来ないし、「話を聞く気になってもらう」というスタートラインにすら立てていないぞ、と気付いた。
どうしたらスタートラインに立てるか?って考えた時、頭をよぎったのが最後の「彼の話にも一理ある」ということ。
1と3は、単なる精神論だ!って、当時ちゃんちゃら納得していなかったけれど、2に関しては一理ある。
リカバリーがおろそかなのは「ADHDだから」だけで片付けるには無理があるし、そこを彼に疑問視されているなら、
まずそこに耳を傾けない限り、こちらの訴えにも耳を傾けてもらえないんじゃないか、と。
と言うことで、全てには納得出来ないし、不全感やら苛立ちやら悔しさやらも抱えたまま、私はこんな目標を立てた。↓
「一旦、彼に障害理解を乞うのはやめよう」
「まず、スタートラインまでたどり着こう」
「障害云々聞き入れてもらえるのはその後」
とは言え、一緒に住む以上、私の障害特性ゆえに色々困った事象が生じるのは明白だし、そこは現在進行形で何とかしていかなくちゃいけない。なので、
「発達障害だから~」「ADHDだから~」ではなく「私は1度に3つ以上の事を言われると、1つ忘れてしまうことが多くて」といった形で
日々の困り事や悩みを、具体的に伝えながら摩擦解消を図ろう。
診断云々とか、障害云々とかは(関係なくないけど)、そこを起点に彼に理解を強いるのは一切やめよう。
そんな方向に、姿勢をシフトすることにした。
これより、地道な長期戦が始まります。
さて吉と出るか凶と出るか。
なんかいつも記事細切れになっちゃうけど、まとめて書く余裕がないので細々と書いてく。予定。